はじめに:「副業の売上が増えてきたけど、もう個人事業主になるべき?」
副業を続けていく中で、
「売上が毎月安定してきた」
「帳簿をちゃんとつけたい」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
そんなときに出てくるのが「開業届」と「青色申告」というワードです。
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開業届とは?
開業届とは、税務署に「副業を事業として始めました」と申告するための書類です。
✅ 出すタイミングは?
基本的には「副業を始めた日から1ヶ月以内」に出すのが推奨されています。
が、遅れて出しても罰則はありません。
開業届を出すメリット
✅ 「青色申告」が使えるようになる
✅ 副業が“事業所得”として扱われ、経費計上の幅が広がる
✅ 信用力がアップし、屋号口座を作れる場合も
青色申告とは?
青色申告は、正確な帳簿(複式簿記)をつけることで最大65万円の控除を受けられる制度です。
その他にも:
- 家族に払った給与を経費にできる(専従者給与)
- 赤字を翌年以降に繰り越せる(最長3年)
というメリットがあります。
白色申告との違いは?
比較項目 | 青色申告 | 白色申告 |
---|---|---|
控除額 | 最大65万円 | 控除なし |
帳簿形式 | 複式簿記が必要 | 単式簿記でもOK |
届出の有無 | 必須(開業届+青色申告承認申請書) | 不要 |
📌 少し手間はかかりますが、青色申告の節税効果は非常に大きいです。
青色申告を始めるには?
- 「開業届」を税務署に提出
- 「青色申告承認申請書」を、開業から2ヶ月以内に提出
この2点をクリアすればOKです。
(※遅れても翌年分から適用されます)
まとめ:「副業が本気になったら、開業届と青色申告を検討しよう」
- 月数万円以上の安定した収入が出てきた
- 経費をしっかり計上したい
- 将来的にフリーランスとしても活動したい
そんな人は、「開業届+青色申告」で節税と信用の土台を整えましょう。

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