はじめに:投資で一番難しいのは「売ること」
多くの人は
- 何を買うか
- いつ買うか
には時間を使います。
しかし
👉 「いつ・どう売るか」
を真剣に考えている人は、驚くほど少ない。
結果として
- 利益が出ても売れない
- 含み益が消えるまで放置
- 天井から下がって初めて焦る
これはスキル不足ではなく、
出口戦略が設計されていないだけです。
❶ 利確できない人の思考パターン
まず、典型的な失敗例。
- まだ上がる気がする
- 売ったら損した気分になる
- 天井で売りたい
- 他人の意見を気にする
これらはすべて
👉 感情による判断。
投資で感情が入り込む瞬間、
出口は必ず歪みます。
❷ 出口戦略は「売る理由」を先に決める
中〜上級者は、
買う前に 「売る理由」 を決めています。
売却理由の例
- 目標価格に到達した
- 投資テーマが崩れた
- 想定と違う決算が出た
- 資産配分が偏った
- 次の投資先が見つかった
📌 「上がったから売る」ではなく
「理由が満たされたから売る」。
これが最大の違いです。
❸ 利確は「一点」ではなく「分割」が基本
天井を狙う発想は捨てます。
上級者が使うのは
👉 分割利確。
例:
- +20%:一部利確
- +40%:さらに利確
- +60%:残りを判断
これにより
- 利益を確定しつつ
- 上昇余地も残せる
- メンタルが安定する
📌 利確は“技術”ではなく“設計”。
❹ 利確と再投資はセットで考える
出口戦略の本質は
「現金化すること」ではありません。
👉 次のチャンスへ資金を移動させること。
だから上級者は
- 売却 → 何に回すか
- キャッシュの置き場所
- 再投入の条件
まで決めています。
利確後に
「何も決まっていない現金」を持つと、
次の判断がブレます。
❺ インデックス投資と個別株の出口は違う
ここは非常に重要。
インデックス
- 基本は売らない
- 出口は「目的(老後・住宅など)」
- リバランスで調整
個別株
- 成長が止まれば売る
- テーマが終われば売る
- 期待値が下がれば売る
📌 同じルールで売ろうとすると失敗する。
❻ 「利確しない」も立派な出口戦略
上級者の中には
あえて売らない人もいます。
理由は
- 配当・分配金が目的
- 税金を繰り延べたい
- 長期テーマが崩れていない
📌 出口戦略=必ず売ることではない。
“持ち続ける理由”も設計の一部。
❼ 利確で一番やってはいけないこと
最後にNG例。
❌ 感情で一括売却
❌ SNSの煽りで売る
❌ 含み益を毎日眺める
❌ 明確な理由なしの利確
❌ 売却後の資金用途が未定
これらは
出口戦略ではなく
場当たり的行動です。
まとめ:出口戦略は「守り」ではなく「攻め」
- 利確はゴールではない
- 次の投資への“中継点”
- 感情を排除する仕組み
- 資産を次へつなぐ設計
📌 投資で差がつくのは、
「どこで入るか」ではなく
「どう抜けるか」。
✅ 今日できる一歩
今持っている銘柄を1つ選び、
次の3点を書き出してください。
1️⃣ 売る理由
2️⃣ 分割利確のライン
3️⃣ 売却後の資金の行き先
これが、
あなた専用の 出口戦略の原型 になります。


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