はじめに
「投資ってお金持ちがやるものでしょ?」
「貯金すらないのに、投資なんて無理…」
そう考えている20代は少なくありません。
ですが実は、20代こそ最も有利に投資を始められる世代なのです。
その理由は「時間」です。資産運用は“どれだけお金を持っているか”より、“どれだけ早く始められるか”のほうが重要。
この記事では、20代が投資を始めるべき理由と、少額から始める具体的な方法を、体験談も交えてわかりやすく紹介します。
なぜ20代で投資を始めるべきなのか?
1. 時間という最強の武器がある
複利の力は“時間”が長いほど強く働きます。
同じ月1万円の積立でも、25歳から始めた人と35歳から始めた人では、60歳時点で数百万円以上の差になることも。
2. 失敗してもリカバリーできる
投資にはリスクがありますが、20代なら生活や家族を背負っていないケースが多く、失敗しても立ち直る時間的余裕があるのが強み。
3. 金額よりも「習慣化」が重要
投資の習慣を20代で身につけておくと、将来の家計管理・資産形成に大きな影響を与えます。
金額は月5,000円〜1万円でも十分。継続することが最大の価値です。
20代で投資を始めた人の声
● 23歳女性(新卒1年目/つみたてNISA)
「就職してすぐに会社の先輩にすすめられて、つみたてNISAを始めました。最初は月5,000円だけ。でも、半年たって残高が増えているのを見たときに“お金が働いている”感覚を初めて実感しました。」
→ 小さな成功体験が継続のモチベーションに。金額の大小より、習慣として根づくことが重要です。
● 27歳男性(社会人5年目/iDeCo・米国株)
「老後2000万円問題を知って、iDeCoを始めました。ついでに米国株も少しずつ買い始めて、今では毎月の積立が趣味みたいになってます(笑)資産が増える感覚が面白いし、経済ニュースにも自然と興味が出てきました。」
→ 投資は「お金の教養」も自然に身につけてくれる活動です。
20代におすすめの投資方法
1. つみたてNISA(2024年から新NISA制度対応)
- 非課税で年間120万円まで投資可能
- 投資信託やETFで、世界中に分散投資できる
- 月1万円から始めれば、20年後に大きな差に
2. iDeCo(個人型確定拠出年金)
- 掛金が所得控除になり、節税効果あり
- 60歳まで引き出せないが、老後資金には最適
- 将来の年金不安を少しでも解消できる
3. 投資信託・ETF
- プロが運用する商品で、初心者でも始めやすい
- 自動積立設定で“放置型”の投資が可能
4. 米国株・高配当株(少額OK)
- 配当金を得ながら成長を期待できる
- PayPay証券やSBI証券などで1,000円から購入可
投資を始める前に知っておくべきこと
● 投資と投機の違い
- 投資:長期で資産を育てる(つみたてNISAなど)
- 投機:短期で利益を狙う(FX・仮想通貨など)
→ 20代がまず取り組むべきは「投資」。ギャンブル的なものは避けましょう。
● 生活資金と分けて考える
- 投資に回すのは「生活防衛資金」以外の余剰資金
- 収入が少ない場合は、月3,000円でもOK。大事なのは“続けること”
投資を続けるコツ
1. 金額を自動で引き落としにする
自動積立設定を活用すれば、感情に流されずに続けられます。
2. 下がっても焦らない
相場が下がっても「長期で見れば問題なし」と理解していれば、不安に負けません。
投資は“マラソン”です。短距離走ではありません。
3. 小さな成功体験を記録する
- 初めて配当金が出た
- 1年で残高が増えた
こうした“小さな成果”が大きな自信に繋がります。
投資で得られるのは「お金」だけじゃない
- 経済への興味が自然に湧く
- お金を“使う”より“育てる”意識が生まれる
- 自分の人生設計(ライフプラン)に向き合えるようになる
20代のうちにこうしたマインドを持てることは、今後の人生にとって何倍もの価値があります。
まとめ
- 投資は“早く始めた人”が勝ちやすい。20代は圧倒的に有利
- 月5,000円〜1万円でもOK。習慣化することが成功の鍵
- つみたてNISA・iDeCo・ETFなど“長期×分散×積立”が基本
- 投資は資産形成だけでなく、金銭感覚や将来設計にも役立つ
- 「怖い」より「まず1,000円だけやってみる」が正解
👉 今日からできることは、証券口座を開設すること。
20代という時間的アドバンテージを活かして、一歩踏み出してみませんか?


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